西日本豪雨
概略
期間
2018年7月5日～7月8日
降水量
- 観測史上最大級の降水量を記録
- 岡山県倉敷市: 721.5mm
- 広島県広島市: 547.5mm
被害状況
- 死者: 237名
- 行方不明者: 8名
- 重軽傷者: 432名
建物被害
- 全壊6,767棟
- 半壊15,234棟
- 床上・床下浸水28,469棟
被害
- 死者68名
- 負傷者4,795名
- 全壊家屋3,175棟
- 避難者数はピーク時に約10万人
経済損失
約1兆円
特徴
- 短期間での記録的な大雨
- 岡山県、広島県、愛媛県を中心とした広範囲の被害
- 多くの河川が氾濫し、甚大な被害をもたらした。
課題
1．河川の氾濫
記録的な降水量により、多くの河川が氾濫し広範囲に被害を拡大。
2．土砂災害
豪雨による地盤の緩みで発生した土砂崩れが、家屋や人命に被害を与えた。
3．インフラの被害
電力、ガス、水道などのインフラが甚大な被害を受け、復興に時間がかかった。
4．孤立した地域への支援
山間部で孤立した地域への救助や物資提供が遅れた。
5．情報伝達の混乱
豪雨発生時、避難情報が住民に行き届かず、対応が遅れる事例が見られた。
事例
自衛隊の活躍
ボランティア活動の活発化
国際社会からの支援
諸外国からの救援が被災地復興に大きく貢献した。
対策
・治水対策の強化
河川の氾濫を防ぐため、流域治水の推進やダムの管理を強化。
土砂災害対策の強化
防災工事や危険区域のモニタリング体制を整備。
インフラの耐震化
災害時の復旧を迅速化するため、ライフライン設備を強化。
孤立した地域への支援体制の強化
災害時に孤立する地域への物資輸送や支援を迅速化する仕組みを構築。
情報伝達の強化
多言語対応や避難情報の迅速な提供を可能にする体制を整備。
